また今年もプラムの季節。
榛名町の直売所で「貴陽」を購入。
試食も沢山でカミさんも満足度120%。
遅い夏休み
コストコ潜入
遅い夏休みを取ることができたのですが、相変わらず夏進行形な空模様。
遠出するわけにもいかないので、コストコ一日招待券で前橋倉庫店に潜入。
オープンからしばらく経っているけど、平日でもずいぶんと車が停まっている。
同じように一日券で体験する客も結構いるみたい。
あちこち試食しまくりながら、近所のスーパーとの比較のためiPhone片手に割り算三昧。
会費と自宅往復経路にかかるガソリン代などを考え、
買ってからの小分けラッピングの手間は誰がやるのかなぁと考え、
節電モードで稼働している我が家の貧弱な冷蔵庫容量は大丈夫かなぁと考え、
シェア仲間は見当つかないし、あったとしてもうまくシェアできるんかなぁと考え、
年に何回バーベキューするかなぁと考え、
まぁお試しだからと定番のホットドック食べたあとなぜかカミさん足がかゆいと言い出す・・・。
総合的に判断して、う〜む・・(以下自粛)。
3.11
通過点・・・
二日酔い
頭イタイ
買い物の合間に即席昼食
DSP Radio
NoN師匠としばらくぶりのSkypeで近況報告。
最近はラジオ三昧の日々だと話したところ、ラジオは中華製がアツい!というネタで盛り上がる。
古臭い知識でとどまっていたけど、最近の製品はDSPプロセッサ内蔵でチューニングや検波、ステレオ復調等の全てを一手に引き受けてデジタル処理するとか。
ググると詳しく解説してあるサイトが結構あり。ここは特に詳しい。いわゆるソフトウェアラジオってやつ?
スカイセンサー5900やICF-SW7600とかで大阪のラジオ番組やBCL・SWLで楽しんだ時代も過去のこと。
最近は適当なCD付きラジオなどでお茶を濁していた。
それでも3.11以降はラジオのありがたさを再認識。
てなわけで、今や地デジ難民家族・ラジオ三昧と化す。
なにはともあれ、お互いにもう完全に購入モード突入。試しにと「TECSUN PL310」をオンラインでポチっとな・・・
週末になり、伊勢崎に子供を塾におくり、今回の師匠宅へのおみやげを考えていたが、昨年好評だったので太田市強戸のくだもののうか「樹成恵」へ寄って、今年も「平核無」樹上脱渋柿を購入。名前の如く、樹に付いている状態で渋抜きするので、果肉がしっかりしているのが特徴。
途中で電話をすると、師匠から例のブツが届いたよぉという返事。おそらくうちにも届くだろう。
師匠宅へ着いたのはちょうどお昼どきなので、近くのデニーズでランチしつつ。現物とご対面。
ネットの注文画面で最初はちゃちぃ感じとタカくくっていたが、結構しっかりとした造りで音質も悪くない。
デザインは往年のSONYラジカセっぽい感じ。それにしても佐野はどこの電波も入りがいいなぁと羨ましい限り。
せっかくだから、もっとコンディションのいいところで試そうということでお互い即座に唐沢山が出るあたり、なんだかなぁ。
岩場へ登ってあちこちコミュニティFMやらダイアルを合わせ、なかなかの手応え。
周波数データブックを持参しなかったことがイタい。残念ながら雨足が強くなったのでペディは断念。
機能面で難点を言えば、SSBの復調ができなかったり、トーンコントロールが対応できないことなどをあげられるが、他のDSPチップSi4734を使ったモデルはバンドカバー範囲が共通なので、チップ側の限界なのかなぁ。アマチュアバンド7メガのモガモガ音を聞くとちょい残念ですが、基本的なラジオとしての聴きやすさはこの値段の割には必要にして十分すぎるクオリティ。今後日本では、画期的なラジオというのは需要が見込めないためなのか、出てくる可能性はほとんどないだろう。製造先がどこということはあまりこだわらず、今後さらに面白いラジオがでてくれれば思う。
Appleの記憶
Apple IIの存在を知ったのが高校の頃。養われる身ではとてもおねだり出来ぬマシン。
雑誌の写真からそのグラフィックなどに憧れるも、現実はバイトで買ったポケコンの液晶一行画面。
二人の創業者。でも彼よりもう一人の技術的センスに憧れていた。
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Macintoshを知るのが大学一年の冬。もはや車を買うに等しかった高価なマシンなぞ対象外。
雑誌の写真から完結した筐体に憧れるも、手元にはバイトでやっと買ったFM7とFDDドライブ。
彼はその後、次第に経営面で追い込まれていったことは、雑誌の中で少しずつ知った。
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Macintoshを買ったのは、就職して初めて冬のボーナスを握りしめたとき。
それでも中古Plus(プラチナカラーモデル)がせいぜい。漢字Talkのあまりの使い勝手の悪さに呆然とした。
仕方無く、雑誌あさり・ショップ巡り・スタックづくり・パソコン通信・ユーザーグループ参加・インターネット接続の日々鍛錬。
IIcx PowerBook140 …
購入履歴はカミさんにばれるとえらい目に合うので自粛。
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ユーザーグループでは様々な人に出会うことができた。
すでにその頃、彼はAppleを追われていた。
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彼がNeXTcubeを担いで復活(逆襲?)したことを知る。
黒い1フィート立方体を観たときは鳥肌モノ。
価格は・・・とてもポンと買えるシロモノではない。完全に諦める。
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Appleを追い続けたが8100/80avで足を止めた。
職場では窓ユーザーに徹し、自宅ではPC互換機に手を出し、386BSD->FreeBSD->Linuxへと逃げる。
気づくと彼はNeXTの技術と人材を引き連れ、Appleに復活していた。
あまり興味はなかった。
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Apple製品を再び手にしたのは、iPod Touch。
窓上のiTunesとPodcastに馴染んでしまった身では、下手なMP3プレーヤでは満足できずに購入。
手に吸い付くような感覚とアプリの楽しさに感激した。
彼が生み出す製品を再び待ちわびることになった。
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ちょうど一年前、auからMNPしてiPhone4を手にする。ただ待ちきれなかったのだ。
キャリアがどこだろうとかまわない。auから出なかった(スマホの消極姿勢)から替えただけだ。
そして・・・3月11日の天災とその後の人災?。
計画停電中の暗い駐車場で、Skype経由で自宅から子供らの笑い声が聞こえた時の安堵感。
たまたまこいつが手元にあっただけなのだろうけど。
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4日、4Sの発表。そして5日、彼は逝った。
ラジオからその訃報を聴いたとき「うぅ・・あぁ〜〜そ〜なのかぁ・・・」という深い溜息。
別にカリスマ経営者だとか賞賛するわけでもない。
一時は追い求めたが無視した時もあった。
彼に直接関わった人の中では愛憎渦巻くものがあったにちがいない。
自分が感じられたものは、創りだされた製品と様々な報道と噂話しかなかった。
・・・つらつらと思いつくままに。
なんにしても、ただただ楽しかったよ。
Thanks, Jobs!