いわゆる「鉄子」ではないが、昔からカミさんは「青春18きっぷ」使うのが好きで、昨年の暮れにも横浜に行くのに購入していた。それが10日に期限切れでもったいないというので、カバン持ちに付き合うことにした。
普段の都内出張は、東武を使うか籠原駅まで車で行ってというパターンが多い。今回も始発の強みで籠原始発の湘南新宿ラインで小田原まで行ってみるかというプチ計画。
0523発に乗れば終点まではただぼんやりと車窓を眺めるのみ。最近は高速道も物騒なので、何も考えずに着くのは有り難い。8時ちょいには小田原駅に到着。
マップググると漁港は一駅先の早川駅が最寄りなので、一駅乗って切符検札通過。思い返すと青春18きっぷ使うの初めてだね。時間も早くあいにくの天候なので人も少ない。コンビニおにぎり一個だったので朝ご飯でもどうかなと思ったけど、まだ準備中ばかり。
市街地までは徒歩で戻れるので、あちこちを散策しつつ、旧東海道やらを歩いて行くと、小田原城へ到着。あちこちで新成人が天守閣バックに撮影している。成人の日に青春18きっぷを使うオヤジというのも笑える。
天守閣内の資料館で北条五代の歴史展示物を興味深く観るも、そろそろお互い空腹で「花より団子」状態。
漁港に戻るのもたいへんなので市街地でうろうろと井之頭モード。ご当地マンホール探しも欠かさず。
カミさんが「魚河岸でん」なる海鮮専門店がちょうど開店したのを発見したので入ってみた。
こういうところに入るとお酒といきたいけど、禁酒令が今後も解かれることはないので我慢し「食べ尽くし丼」なるものを注文。競り落とした地魚等三品としらすが合わさった丼に漁師汁付きとのこと。しらすは生と沖漬けの2パターンで注文しカミさんとシェア。海無し県育ちなので海鮮味覚は劣っているけど、おいしくいただけました。
天候がやや雨交じりになってきたので、今回の散策はこの程度にし、駅ビル内でぶらぶら買い物。小田原と言えば「かまぼこ」だろうけど、冷蔵とかのことや、おせちでずいぶん出たので今回はパスしました。
帰路も小田原始発で横浜も池袋もなにもスルーして籠原着。電車一本の往復経路だけど、こういう日帰りもアリだなと感じた。都内は私鉄中心の方が都合いいしね。