都内の地下は魑魅魍魎?


<線路変形>またトラブル 乗客、怒りの声 山手線ストップ
 24日午前10時半ごろ、東京都新宿区大久保3のJR新大久保―高田馬場駅間を走行中の埼京線・湘南新宿ライン大船発宇都宮行き普通電車(15両編成)の運転士から「通常の走行音と違う音を感知した」と東京総合指令所に連絡があった。付近を走行中の山手線内回り電車(11両編成)も異常に気付いて緊急停車した。JR東日本が付近を点検したところ線路の一部が盛り上がり、変形しているのが見つかった。このトラブルで同ラインが終日運休し、山手、埼京線が最大約7時間半遅れ計406本が運休するなど、合わせて約32万人に影響が出た。
 現場は高田馬場駅から南約600メートル。山手線の内回り・外回りと埼京線の上下線の計4線が長さ約25メートルにわたって湾曲し最大で約5センチ持ち上がっていたという。現場では、午前8時半ごろから、線路下の深さ約65??90センチの土中に埋め込んだ鉄製型枠(長さ約28メートル、高さ、幅各約1・2メートル)にコンクリートを流し込む作業をしていた。注入する予定の約40立方メートルのほとんどを流し込んだ時点で線路に異常が起きたという。
 走行中異常を感じた同ラインの電車と山手線の2本の電車が、現場付近で停車。数千人の乗客が一時、車内に閉じこめられた。
 同日夕記者会見した吉田幸一JR東日本建設工事部長らが「多くのお客様に多大な迷惑をかけ、申し訳ありませんでした」と陳謝。事故原因については「現在調査中だが、(型枠の一部が)コンクリートの圧力で押し上げられたと推定される」と述べた。
 JR山手線新橋―浜松町駅間で2月20日、レールが沈下したトラブルでも、今回の拡幅工事と同じ工法が使われ、鉄製型枠の埋め込み作業中だったという。中井雅彦・建設工事部次長は、今回の拡幅工事を当面中止することを明らかにし、「(この工法の問題点を)再度チェックしたい」と述べた。【堀文彦】
(毎日新聞) – 4月24日21時15分更新

単なる工法の間違いなのでしょうか。東京の地下ってわからん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です